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京都のオフィス街の古寺、六角堂頂法寺

2018年08月30日

京都のオフィス街の古寺、六角堂頂法寺

by Michy

烏丸御池から東西の通りを3本南に下った六角通りと烏丸通りとの交差点を少し東に入ったところ、いわば、京都のオフィス街の真ん中に、六角堂頂法寺があります。
ここは、室町時代よりひとが集まってくる街の中心地として認識されてきました。
山門をはいって右手に、真ん中に穴があいた六角形の石がありますが、「へその石」と呼ばれており、京都の中心を示しています。

へそ石
へそ石

西の奥に池がありますが、この中に井筒があり、本寺を創建した聖徳太子がここで沐浴をしたといわれています。ちなみに、この池のところに聖徳太子の宿坊があったので、この寺は「池坊」という姓の住職が代々務めてきています。

池

この地が「いけばなの発祥の地」でもあることも石碑に刻まれています。

いけばな発祥の地
いけばな発祥の地

そのほか、六角形の本堂や羅漢さん像、お地蔵さんなどありますが、背景に、近代的なビルがあるのが、不思議な調和感を覚えます。
近代的なビルのガラス窓にお寺が映り込む風景は、他では見られないのではないでしょうか。

六角堂本堂
六角堂本堂
羅漢さん
羅漢さん
お地蔵さん
お地蔵さん
ビルに映る本堂
ビルに映る本堂

六角堂は、周囲をビルで囲まれ、西側は、WEST18というビルを通して、烏丸通りのほうまで、しばしば、大きなガラス窓を通して見えます。逆に、ビルの内側から六角堂が見えるようになっています。
1階はコーヒーショップ、テーブル席もありますが、窓際から外に向いたいすもあり、六角堂を見ながらゆったりコーヒーを楽しむことができます。
※写真撮影した当日、日差しがかなり強く、日よけがかかっていたため、コントラスト調整して外の風景を日よけを通しても見えるようにしています。

コーヒーショップからの眺め1
コーヒーショップからの眺め1
コーヒーショップからの眺め2
コーヒーショップからの眺め2

また、エレベータをあがると、オフィスの谷間に六角屋根の建物があるのがわかります

ビルの上部から
ビルの上部から

京都の町歩きに疲れたら、違う時代にタイムスリップしたような、六角堂でひとやすみし、心を落ちつけるのもいいとおもいますよ。